Ｖｉｓｏｒで通信
1．赤外線通信でGo
まずはVisorには通信アダプタがなかったために、手持ちのNM502iを使って通信することとしました。Visor
Deluxeでは標準で赤外通信ができないため、irenhanc.zipをpalm社からダウンロードして以下の２つのファイルをインストールする必要があります。
SerialIrPnl.prc
SerIrCommLib.prc
通信自体は、赤外線ポートを向かい合わせてやるだけで簡単です。最高速度は9600bpsでちょっと遅いですが、便利です。ただ、Visor Deluxeでは若干安定せず、巡回途中で切れてしまうこともありました。
後日、Visor Platinumを購入したあとは安定した通信が可能で、次の611Sが使えない場合には緊急用として便利に使っています。
2.iTax-CFAD（611Sで高速データ通信）
Visorには他のPalmOSマシンにないスプリングボードモジュールによる拡張方法があります。当然手持ちの611Sの活用を考えました。CFアダプタはP-in@compactなどのCFタイプアダプタ用がほとんどでしたが、唯一611Sでの動作確認がとれていたiTax-CFADを購入しました。
この写真が単体及びVisor、611Sの接続状態です。右端のように611Sと接続すると下のようなメニューがでてきますのでAll Othersにチェックを入れて通信ソフトを(PokectBBS,Paimscape等）を立ち上げればokです。
なお、ネットワークの設定では「通常のモデム」を選択することと、速度限界で64kbps通信はバッテリを浪費し意味がないのために電話番号の最後に#32を付けることがポイントのようです。