LIVE de after a tumarrow体験記 by
やっちま
連れ合いが2004年5月3日の広島でのLIVEにおいて、倉木麻衣さんのファンクラブで抽選で行われる楽屋招待イベント”LIVE de after a tumarrow”に参加した際の体験記です。
４月のある日コンサートチケット入り配達記録郵便が２通ファンクラブから我家に届きました。封筒の外の数字を見た主人は｢とってもいい席かも～っ｣とすでに盛り上がってます。あけてみてやっぱり2公演とも10列目以内の席、わーいよかったねと喜んでいました。と一緒に紫色のカードが入ってます。何これ？状態であけてみるとな、な、なんと私への楽屋招待当選おめでとうカードなのでした。びっくり！ビギナーズラックとはこのことです。今回初めてファンクラブに入会した私に当たるなんて・・・。悔しがる主人を横目に私はちょっとブルーな気持ちになっていました。なんてったって麻衣ちゃんファンビギナーの私、その場でおかしなことを口走ってものすごーいファンの方々に冷たい視線を受けるのではと心配になっちゃったのです。主人はもう手渡しするプレゼントのことを考えてます。お気楽な人、私がこんなに心配してるのにぃと思っていました。
＜参加用pass＞
いよいよ当日コンサート前に受付を済ませておいて終了後急いで集合場所へ行きました。名前を確認後自分のフルネームの入った首からかけられるカードをもらいます。
しばらくそのままぼやーんと待っていました。そしていよいよファンクラブのきれいな女性の担当の方に連れられ別室へと進んでいきます。そして小さな部屋に案内されました。そこで注意事項を聞きます。集合写真を撮るのでここで個人的な写真やサインは遠慮してくださいということ、携帯電話の電源は落としてくださいということだったと思います。そしてその担当の方はいったん退室、私たちだけ待つことしばらく・・・。誰も何も言わないし（当たり前？）なんかとぉっても気まずい時間でした。
誰か｢緊張しますね～｣とか言ってくれればいいのになぁと思っているとマネージャーさんが入ってきました。1人遅れていた方がいたようでその方も「はあはあ」と言いながら合流しました。マネージャーさんはとっても面白くて頭の回転の早い方で色々な場面でフォローしてくれます。私は最後に部屋に入ったのでまあるくなった時に一番入り口近くに立っていました。名前を聞かれ｢やっちま（本当は本名）です｣と答えると｢そう、じゃあ写真撮ったらサインとやっちまさんへってそれぞれの名前いれて送るからね｣と説明されました。とっても楽しみです。マネージャーさんから『皆さんに特に言っておきたいのは麻衣ちゃんが来ると自分の名前を名乗ったあと「○○です。えーと、えーと、あのっ頑張ってくださいっっ。」で終わってしまう方が結構いるので言いたいことはちゃぁんと考えておいて下さいね』ということでした。この言葉麻衣ちゃんが目の前に現れてホントーによくわかりました。麻衣ちゃんを間近に見たとたん舞い上がって何がなんだか訳わかんなくなっちゃうんです。その後コンサートは何回かきたことがありますかとか、麻衣ちゃんの印象は？とか他の話題で盛り上がりました。
その後2回ほど大きな声で麻衣ちゃんラッキーナンバーと言われた9から始まるカウントダウンの練習をしていよいよ本番、麻衣ちゃん登場です！きゃあ本物だあ、かぁわいい！ステージで見るとおっきく見えるけどちっちゃぁい、なんか親近感わくぅ（ずうずうしいですね、ちなみに私身長150cm）という感想でした。この時麻衣ちゃんとバッチリ目が合ったのですがその途端なんか恥ずかしくなっちゃってもう直視できなくなってしまいました。ｸｽﾝ。そして私と反対側の方から自分の名前と麻衣ちゃんへのメッセージ（たぶん質問でもいいと思います）を1人ずつ話し始めました。私は言いたいことがどこかに飛んじゃいそうでずっと頭の中で繰り返していました。遅れてきた彼は｢猛ダッシュしてきたので汗がだらだらです。えっ～と、あの…、ですっ｣で終わってしまい、最後までマネージャーさんに〝です君〟と呼ばれみんなの人気者でした。Ｍさんという若い女性の方は麻衣ちゃんだあい好きで会社を休んでまで今日ここへ来ましたと言っていました。また男性の方で昨日彼女がコンサートに来ていたんだそうですが、な、な、なんとその彼女も昨日の楽屋招待に当選していたそうでなんという強運カップルでしょう、あやかりたいという感じでした。広島弁で頑張れと励ましてもらっている人もいました。
私の番がきました。「主人が大ファンで私もファンになりました。身体に気をつけてツアー楽しんで頑張ってください。横浜にまた応援に行きます」と一気に言いきりました。（と思うんですがあんまり自信がないです。緊張のあまり自分を見失ってたって感じ）そして握手してもらいプレゼントを手渡しました。雨にぬれたプレゼントの袋はよれよれで「川崎から長い旅をしてきたので」と1人つぶやいていたらまわりの方がえっという顔になったので「生ものじゃありませんので腐りません。大丈夫です」なんて口走ってしまいました。そういうことじゃないだろうと後々自分でつっこんでしましました。
そして写真撮影です。麻衣ちゃんの隣に座れるのは2人だけ、1つはＭちゃんがゲット、残りあと1つはなーんと、だんなと夫婦でファンの私が選ばれました。麻衣ちゃんファンビギナーの私でいいんだろうかと他の人に申し訳ないようなビミョーな気持ちでした。せっかく隣に座れたのにやっぱり麻衣ちゃんの方は見られません。だって近すぎるんだもん。一度だけそーっと見てみたら耳がとってもかわいかったです。（変な感想ですが素直にそう思いました）顔が隠れてしまう人のいないよう注意して2ポーズ2枚ずつ写真撮影しました。
そして言いたいことを何でも叫んでいいですと許可され叫ぶ私たちを残して麻衣ちゃん退場となりました。
＜集合写真：麻衣ちゃん以外はぼかしてます。麻衣ちゃんの向かって左が「やっちま」＞
その後マネージャーさんから普段の麻衣ちゃんはどんな人かお話を聞きました。私たちが思っている通りの人とのことでした。広島に行ったらいつもお花を献花しに行くことやファンの方をとっても大事に思ってくれていることなどでした。
貴重な体験を終わって思うのは麻衣ちゃんは本当にまじめで一生懸命、応援したくなるかわいい人だなということでした。あと楽屋招待に見事当選された方へのアドバイス、ありったけの冷静さを総動員して麻衣ちゃんとの会話を満喫してくださいということです。私はそういう意味では完全に失敗でしたけど（笑）。