インド旅行記(その８）
11/6（第8日）NEW DELHI-JAPAN
・ラールキラーの大気汚染
長いインド旅行も最終日である。再びバスにのり
DELHIの市内観光に向かった。初めに行ったのは、ラールキラー。後期のムガール帝国の首都であり政治の中心である。ところがこの観光は
DELHI 市街の中心部で、その廻りの交通量や人の数も半端なものではない。その上排気ガス規制もされていないため、空気がガス臭さがあり、大きく吸い込むとせき込んでしまうような状態であった。この排気ガスのせいもあり、外から見たラールキラーは煙っていた。きっと日本の高度成長期の川崎や四日市の大気汚染を上回っているのではないだろうか。
・インド門
一見パリの凱旋門のようだが、これは第一次世界大戦時に亡くなったインド人兵をともらうために立てられたインド門である。
・世界遺産
ムガール帝国二代目の皇帝の廟であるフマユーン廟へ。これも世界遺産に登録されている。規模は若干小さいが、タージマハルと良く似た形式で作られている。どこから見ても対称形につくられている。入り口にダビデの紋があったのが印象的。
最後にクトゥブミナールに。これはインド最大の石製の塔である。高さは７０ｍを超える。下から順番に補修を繰り返しているとのこと。この遺跡の尖塔は今は入場できないが昔は入れたそうである。
・お土産物は
このあと、この旅ではじめて昼食に中華料理ということに。やはりNEW
DELHIは大都市と言う所か。もっとも店の雰囲気は中国と日本の折衷のような雰囲気であった。
食事のあと、途中で土産物屋や紅茶の店などで買い物をしつつ、DELHI国際空港へ向かった。土産物屋ではシタールの音楽テープを購入。紅茶の店でも良い紅茶を購入したが、途中で寄った小さな土産物屋でもずっと安い紅茶も買って帰った。後者ははっきり言ってそのままでは飲むに耐えないが、チャイにしてミルクで煮出すと飲めるものであった。
・さらばインド
空港の入り口でこの旅を通してガイドを勤めてくれたSARMAさんとお別れ。チェックインして中に入った。空港の待ち合いの最終ロビーでは、残ったルピーの小銭でジュースを買ったりしていたが、この待ち合いロビーのトイレが有料で、しかもインドでは破格の10Ｒｓという金額を吹っかけられた（通常は２〜３Ｒｓ、１０円程度）ので、皆さん飛行機に乗るまで我慢していたようである。これは注意された方がよい。
飛行機自体は順調に飛行し、無事日本に帰着した。成田からはまた車を運転して家まで帰宅したのであった。
以上で私のインド旅行記は終わりです。最後の３日間は帰国後書いたのでちょっと内容がうすくなってしまいました(^-^;)。
最後まで読んでくださった皆さんどうもありがとうございました。