森高千里写真集の感想とおすすめは
写真集は全部で７冊、全部違う出版社から出ています(^^;)。
1)朱夏 NEW SEASON 近代映画社 87年8月
ファースト写真集。海外ロケ（香港？）です。
写真の中の千里さんは顔立ちもポッチャリしていて、健康的。今とはチョット雰囲気が違って、まるで千里さんの妹のような感じですかね。
ただ、笑顔は今とあまりかわらないです。
2)りくつじゃない 講談社 89年6月
ストレスで入院後、ミーハーが売れ出した後の写真集。
トークエッセイもかなり入っています。この写真集は最もクロズアップ写真が多い！！そこに写し出された素肌の美しさは特筆物です(^o^)(^o^)。着物姿もあります。当時の千里さんの魅力をそのままストレートに詰め込んだ感じで超オススメです。絶版なのが残念。
3)オペラ ソニー・マガジンズ 89年10月
１７才の大ヒットでステイタスを築いた頃の写真集。
内容はちょっと凝っていて、３幕のオペラ仕立てになっており、いいところのお嬢さん、OL、オペレータ（何なんだ?）という別々の３人の人物を演じるという設定になっています。やはり、お嬢さんのイメージが良いですね(^^)v。OLはALONEのイメージかな。
これらの幕間にデビューのきっかけから見ての発売の頃までの打ちあけ話がロングインタビューの形で収められています。これはかなり詳しく書いてあるのでラジオ本（STEP
BY STEP)と合わせて読むのには良いかもしれません。
4)i-Realite 白泉社 91年2月
どこかの海外の町角（香港？九龍？）にたたずむ森高を写した写真集。
リアリティを出そうとして少し凝りすぎて、逆に鼻につくところもあります。個人的にはもう少しシンプルな写真が好みです。でもこの頃の千里さんの脚線美は十分拝めます。
5)私がオバさんになっても ＳＳコミュニケーションズ 92年5月
スタジオ撮影中心の写真集。
一言で言えば、当時のアルバムの初回限定ブックレットに入っていた写真集を集大成したような写真集と言えば良いでしょうか。ラメラメ、ハデハデ路線の最後を飾るものでしょう。私個人の趣味で言わせてもらえば、少しはロケ物も入れて欲しかったのですけどね。
最近絶版になったようなので残念。
6)STEP BY STEP ソニーブックス 95年5月
最新写真集。私の夏、風に吹かれて、以降のフェミニン路線を踏襲した、飾らない写真集です。海外ロケ（イタリア）の部分もこれまでになくさりげないところが良いです。ただ、クローズアップ写真がいずれもソフトフォーカスなのは「りくつじゃない」
と好対照です。年齢を考えたのでしょうか(^^;)。
7)PEACHBERY ワニブックス97年１１月
正確には写真集ではなくフォトアートとなっています。その名前の通り、千里さんの写真をベースにコラージュ？的に使って文字や画と編集され、写真自体も粒子を荒く処理したりして現代アート風な作りになっています。最近のコンサートのパンフレットもみんなこんな感じなのですが、個人的には素直な写真集にして欲しいというのが正直な所です。
番外）わかりやすい恋 角川文庫 87年12月
銀色夏生という詩人の方の詩集。でも、内容は森高千里写真集に詩が添えられているといってもいいようなものです。モノクロ主体ですが、これもデビュー直後の初々しい、ちょっとポッチャリした千里さんを見られます。520円とお手ごろ価格です。
ちなみにこの本の初版には「モデル：森高千里」と書いてあったそうですが私は2年程前に買ったのでモデル名の記載はありませんでした。
以上の中では私個人としては 2)りくつじゃない がベストなのですが入手困難（お宝ガールズによれば１万円とのこと）なので、オススメを選ぶとしたら、3)オペラ ですかね。値段を考えると 番外）わかりやすい恋 もポイント高いと思います。2)５）以外は書店で注文できるはずですのでお持ちでない方も興味があったら、見てみてはいかがでしょう。